2011年3月31日木曜日

原子力発電にかわるエネルギー(オイルシェール・メタンハイドレート)

日本の発電30%をしめる原子力発電。
代替エネルギが求められています。
太陽エネルギー、風力エネルギーなどありますが
気になるものを2つ見つけました。

オイルシェール
実用化はまじか、埋蔵量も十分だが環境面の問題有り



オイルシェールとはプランクトンや藻類の死骸が元となっている堆積物で高温で処理することで、石油に近い油分などを産出します。
もうすでに三井物産は米国企業などと事業化を進めており2013年にも商業生産を開始する見込みです。
埋蔵量も豊富で、原油換算で2兆~3兆5000億バレル。ある資産では原油の1/2といわれています。
世界の埋蔵量の62%はアメリカ、ロシアとブラジルを加えると86%。
まだ発見されていない、あるいは十分に調査されていないオイルシェールの鉱床が存在する可能性も十分考えられます。
実用化が可能で埋蔵量が多い反面、温室効果ガスの欠点を持つ
ただし天然ガス、石油など他の化石燃料よりも温室効果ガスを大量に発生する欠点を持ちます。


メタンハイドレート
埋蔵場所・量、環境面ともに満たすが技術的課題あり
「燃える氷」とも言われ、天然ガスの主成分であるメタンが、高圧・低温の海底下や凍土下でシャーベット状に固まったものです。
日本の領海内、大量に埋蔵
世界全体のメタンハイドレード埋蔵量は原油埋蔵量の2倍とも推定されており、
国は2018年度をメドに実用化技術を確立し、2019年からは商業生産を開始する方針です。
ただし、低コストでかつ大量に採取するためには、まだ技術的な課題が多くあります。
環境に優しいエネルギー
メタンガスは燃やすと石油や石炭より、はるかにCO2の排出量が少ないという大きなメリットを持ちます。


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