2011年3月21日月曜日

日本の医療を国際化することが出来るか

官民一体となり医療のグローバル的なビジネスモデルを模索
産経新聞2011.1.17
政府は2020年までにメディカルツーリズムと病院の輸出により約1兆円の経済効果と5万人の雇用創出を見込むと発表しました。

病院を丸ごと輸出 官民で開設へ、来年度10件着手
ターゲットはアジアや中東、東欧などの新興国市場。
医療機器のほか、医院の運営サービスのノウハウを含め日本方式の病院を丸ごと輸出します。

注目されるカンボジア プロジェクト
北原脳神経外科病院は、首都プノンペンに株式会社病院を計画しています。
1000床規模の大規模総合病院で在留邦人、現地の市民そして東南アジア各国か ら患者を呼び込む計画です。
また、医科大学の併設も考えており教育、育成も含めた総合的な取り組みが注目されています。
※詳しくはNGO日本医療開発機構でご覧いただけます。

日本医療の国際的な競争力は
話が前後しました。
下の表は盲腸の入院手術費用の国別比較です。
日本の費用が異常に安いことに気が付くと思います。
クオリティーの高さも世界的に認められており
非常に高いコストパフォーマンスを持っています。
                               出展:NGO日本医療開発機構

私見
国がサポートするこの試み非常に興味あります。
本来の目的が薄れ、ほとんどお金を出すだけになってしまったODA、
政府の御用聞きコンサルタントが食いつぶす地域活性プロジェクト、
今まで幾度となく見てきた国の失策と同じ道をたどらないように願うとともに、
是非、北原先生のプロジェクトが成功することを心から祈ります。

メディカルツーリズムの可能性

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