2011年1月29日土曜日

バーチャル デス

勝手に作った造語です。
Twitter性年代別利用率・認知率

上のグラフはTwitterの認知率と利用状況です。

若年層はリアルタイムのコミュニケーションツールとして
40・50代は新しいメディア・情報収集ツール

今私は両方の目的で利用しています。10年後20年後ビジネスの世界からリタイアした後も同じように利用しているでしょう。年をとり外界とのリアルなコミュニケーションが狭まってくるとより一層このツールに頼ると思います。

そのうち#shiniaのようなハッシュタグがでてきて、シニアのグループが形成され、病院とかでゆるいコミュニケーションを毎日続けていて、ある日その仲間の一人がつぶやかないのでダイレクトメッセージを送っても返信がなく、ああこの人もバーチャルデスしてしまったかと残念がるのかなと思っています。

日本は世界でも最も早く高齢化社会が形成されます。
経済停滞の大きな原因でしょうが堺屋 太一は

日本の直面する高齢化社会はチャンスだ世界に先駆けて高齢化社会を中心としたビジネスモデルをつくれば生き残れる
とすばらしいメッセージを雑誌で読みました。

今、企業がTwitterをビジネスツールとして模索しています。
シニア市場にその可能性があると核心を持っていますが、アイディアが出てこなく残念です。

ビジネスにしようと考えるのがいけないんですね。
社会的に意義ある利用の仕方を提案すればいいのか、
もうちょっと歳とったらハッシュタグたてようかなと思ったりしています。

出展:2010年3月株式会社富士通総研
    * 調査期間:2010年1月18日(月)~20日(水)
    * 調査手法:インターネット調査(調査パネル:iMiネット)
    * 調査対象:15歳~64歳(都道府県・性・年代の構成を国勢調査準拠で割付)
    * 回答数:5,451件

2011年1月26日水曜日

歯科医院プロモーション3日間で600万円

3日間で600万円売り上げる歯科医院プロモーションがあります。
まず、前置きですが歯科医院の経営はビジネスです。ビジネスですから儲けることは悪ではありません。正しい運営を行っていることです。

はじめに実績です。
・銀座○○歯科医院      実績 246万円
・銀座○○歯科              637万円
・○○銀座デンタルクリニック       287万円
・新宿○○歯科医院             254万円
・新橋○Dental Office           295万円

すべて今年になってからのプロモーション実績です。
2日間です。凄いの一言に尽きます。桁が違う売り上げです。
医療関係以外の方もご覧になっていると思いますのでちょっと説明すると
歯科医院の年間売り上げは平均で5000万円切れるぐらいです。
年間300日営業すると1日の売上げは17万円弱となります。

通常売上げの10倍以上売り上げるプロモーション
いかに凄いことかわかっていただけたかと思います。

そしてこれがその広告です。
なぜか白人の女性が多いですね。
これはエステと同じですね。
審美歯科のプロモーションですから美容意識に高い女性の感性にはまっているのでしょう。

フラッシュマーケティング
フラッシュマーケティングという手法のプロモーションです。
2008年にアメリカで生まれた新しいビジネスモデルです。
わかり易く言えば、おせち料理で最近問題になったグープ購入ですね。

このプロモーションは審美歯科、都心、女性この3つの要素に当てはまる歯科医院で人気のプロモーションですね。そして今のところは表立っては市場の反響いようですが。

今後このプロモーションはどうなっていくのか
1)プロモーション価格の崩壊
  客(患者だとなんとなくフィットしないので)は時間ともにプロモーション価格が定価だと感じ出します。
2)コンペティターの増加
3つの条件に当てはまる歯科医院がどんどん参加してきます。
3)定番メニュー価値の崩壊
プロモーションにつかわれたメニューの定価販売はもう出来なくなります。

そして、審美歯科の価格崩壊。
もうこうなったら行き着くところは見えています。エステと同じです。
審美をメインとしている歯科医院は率先してこのプロモーションをやるしかありません。
早い者勝ちです。
とにかく集客して一時的でも売上げを上げましょう。やらないと売上げが落ち込みます。
短期的な売上げしか望めないかもしれませんがしょうがありません。

じゃどうすればいいのか。
いっぱい来てもらったお客さんに再来店したくなるメニューを提供することです。
いや、みんなでこのプロモーションはやめましょうというのもありだと思いますが、
それは不可能ですね。

顧客(ロイヤルカスタマー)という考え方。
医院経営には顧客にあたる言葉がありません。
ロイヤルカスタマーとは、自社、自店舗の商品を好んで選択してくれるロイヤルティ(忠誠心)の高い顧客のことです。
そういう患者もスポットの患者もすべて同じ患者。
最近、患者さん、患者さまとか言っていますが、それは丁寧に言っているだけ。
美意識の高い多くの新規客に出会えるはずです。その中から何人キャッチできるかがこのプロモーションの核です。この落としどころを想定しないでやっちゃうと業界全体が冷え込んでエステですね。

とここまでは600万円という売上げからだけの考察。

GROUPONとの取引条件をみてみましょう。
10.000円で販売した場合。売上げの半分は5000円はGROUPON。
そして有効期間半年間に未使用だったチケットはGROUPONの売上げ。

上代の70%OFFとかで斡旋してるけど実際には15%しか手元に入らない。
原価15%以下の商売ですか歯科医院経営は?

薄利の先取り(利益あるの?)

PS:他業界の実例
一杯お客が来て最後には損したバーバー。
私の利用しているバーバーがHPで「加齢臭対策をしています。」と掲載していたところ大手の情報サイトに取り上げられ一時的にたくさんのお客さんが来店しました。
一見よさそうな話ですが、大きな落とし穴がありました。
バーバーの売上げはほとんどが顧客で成り立っています。
1~2月間新規のお客さんが押し寄せ、顧客が行っても満員御礼の状態です。
そうなると他の店でカットしてもらうこととなり顧客が流出。
新規客も固定化出来ずに悲しい思いをしたサロンが実在します。




2011年1月20日木曜日

季節外れの桜

亀有ではもう桜が咲きました。

2011年1月17日月曜日

国別帝王切開率の違いはちゃんとした?理由がある

上海の帝王切開率54%
MSN産経ニュース 2010.10.22 

・病院収入増のため:出産費用が自然分娩(ぶんべん)に比べて約2倍

アメリカの帝王切開率32%
Japan Business Press 2011.1.17

・予定日生めるので仕事や遠路やってくる家族の日程がはっきり決められる
・直後に腹を引っ込める整形手術を受ける
・帝王切開の傷跡は、後に整形手術によってほとんど分からない
・痛くない
・病院の収入増
・助産婦さんがいない(8%以下)

病院が儲けるため一方的にされる中国と
両者のニーズが一致しているアメリカ
私はどっちも壊れているように感じます。

ちなみに
ブラシル、韓国が約40%
日本は16%

2011年1月15日土曜日

車全部並べるどれくらいの長さになるか

日本の車全部並べるとどれくらいの長さになるのか素朴な疑問。

まず車が利用する道路は
簡単に分類すると
①幹線道路、補助幹線道路
②区画道路とその他の道路
2つに分類できます。
ザックリと説明すると車で目的地まで移動を目的としたしたのが①の道路。

車の利用を主とした道路と日本の保有車の総延長どちらが長い?
乗用車、トラック、バスとかとにかく全部で約7600万台。
めんどくさいので1台4.5mとすると342,000Km
道路総延長191,000Km 
ということは
車を並べると道路総延長の約1.8倍!

みんながいっせいに車で外出すると約80%の車が道路に出れない。
そんな国は他にあるのかな

ありませんでした。
国によって道路の概念が異なることも考慮しても、異常なデータかも。
例えば、東京でやばいみんな非難するぞと車に乗り込んだら車庫からも出れない。
そんな感じですね。
変な日本再発見。

※地方の人はとにかく車に頼りすぎだと思います。娘が大学卒業して地元に帰ってきたから車買ってやったとかあたりまえのように聞かされますが、絶対おかしい。チャリンコ買ってやれと思います。


出展:総務省

2011年1月10日月曜日

西新井大師

今日はカアチャンと西新井大師に長女の厄除けに行きました。
すごい人だかりと言うか何でお寺のまわりにはおみやげ物屋や、草もち屋、うなぎ屋、おせんべい屋、手打ちそば屋などイッパイ集まってるのかな。神社はもっと謙虚だぞ。

ほんとこのおせんべい屋さん大人気。ちょっと醤油が甘いんだよな。
けど美味しいよ。

いいよね昔ながらの手焼き。約15分で買えました。

西新井大師のお坊さんすごかった。お経がとにかくすごい。宗教音楽だよ。聴き入っちゃいました。ほんとまた聴きにこようと思います。

2011年1月4日火曜日

フィットネスクラブ(ニーズの多様化への対応)

バブルのころ会員権で何十万円とか今では考えられないビジネスモデルであったフィットネスクラブが様変わりし次第にインフラストラクチャーとしての存在価値が見えてきました。
まず、
市場規模を見てみます
4100億円強といったところです。2006年まで需要の拡大と新規出店とかさなり好調に伸びていましたが陰りが見えてきたようです。

会員数は約400万人 人口の3.1%
アメリカ 14.1%
イギリス 12.9%

だいぶ市民権を得てきたフィットネスクラブですがアメリカ、イギリスと比べ非常に低い利用率です。
これをどのようにとらえるかはまたの機会にして。

次に年齢別利用状況です。
男性は全年齢、女性は20代以下の利用者が減っており、女性の30代以上だけが増加しています。


私は東京の綾瀬のフィットネスクラブを利用していました。
平日の午前中会社を抜け出して行ってみるとご年配の女性の方で一杯で驚かされ、休日の朝はサウナが一杯で驚かされ。これからはフィットネスクラブというよりかヘルスクラブだと確信しました。
(※ヘルスクラブを検索して驚きました。ホテルイースト21東京とかリーガロイヤルホテル東京がヒットします。ヘルスクラブ=ヘルスセンターとイメージしてしまうのですが。)

設備の老朽化、インストラクター、会員増加によるストレス

10年前S-FICという地元の方が経営するクラブに入っていました。インストラクターを養成するカリキュラムを持っているクラブでしたから設備、インストラクターの質が高く非常に満足していましたが、3年前ティプネスが進出し経営が傾き昨年閉館しました。
私もティプネスに移ったのですが、会員数が多いため満足な利用ができなくやめてしまいました。

会員ニーズへの対応

今は東京武道館に通っています。ここが安くて設備がいいので大満足。
健康ニーズに傾いたフィットネスクラブはスポーツニーズを満たしてくれません。
「う~」とか「ハッ。ハッ。」とか似つかわしくない空間なのです。
でも東京武道館は違います。ムキムキ親父、若いアスリートたちがたくさんいます。
驚いたことにここの運営をティプネスがやっています。「指定管理者制度」(2003年施行)された公の施設を営利企業が運営するシステムです。

ヘビーユーザー、ライトユーザーの囲い込みを指定管理制度を利用してコンペティターに対抗。

これは、ヘビーユーザーに強いS-FICへの対抗処置だったと考えると、ものすごく高度なマーケティング戦略をとったことになり見事に成功した好事例です。

久しぶりにすばらしい事業戦略を目の当たりにさせていただきました。
お気に入りのクラブがなくなったのは寂しいですが。



P.S.
             フィットネスクラブ利用率     成人肥満率(世界順位) 
日本          3.1%        3.4%
アメリカ       14.1%        34.3%(1位)
イギリス       12.9%       24.0%(4位)


フィットネスクラブ通ってもジャンクフード食べてたら意味がないということ。
※出典:OECD Health Data 2001

ついでに
世界一の肥満国メキシコ、肥満人口30年で3倍。(CNN 2011.01.05)
・15歳以上の人口のうち太りすぎ肥満が69.5% 世界一。
・LサイズとXLサイズの衣類の販売は過去3年で50%増。
・麻薬戦争で過去4年3万人が死亡、肥満・太り過ぎで死亡は5倍。