先月号の週刊東洋経済で中国浙江省華豊村の専売合作社(農協)がブラジルに村の7割にあたる面積1万ヘクタールを購入した記事が掲載されていました。
なぜ海外に農地を買うのか
この村はアパレルなどの軽工業が盛んな農村です。
皮革メーカーに土地使用権を提供しそこで働くことで村は収入を得ていましたが、08年の金融危機で先進国に革製品を輸出することに限界を感じたそうです。
そこで彼らがすごいのが、世界的食糧需要が拡大する、そこにビジネスチャンスがあると考えブラジルの広大な土地購入にいたったわけです。
運営管理するために100世帯を移住させる
農地取得と運営を行う管理者を村人から選抜して現地の農業関係者に大半の作業を委託していますが、将来は100世帯をブラジルに移住させ農場以外にも農産品加工工場まで経営する計画を持っています。
実はもっと広大な土地を確保
2010年6月までですでに50万人の浙江商人が全世界40カ国の国と地域で農業、林業、牧畜、漁業などを営み、その面積は、省内の耕作地面積を遥かに越えることが判明。
そこで心配事
野菜など家族が口にするものはmade in chinaはできるだ避けるようにしています。
しかし、これから世界中のいたるところで中国資本で作られます。
made in chinaと表記されてなくてもchina qualityじゃないですか、どうやって見分ければいいのか。
ついでに“made in PRC”
PRC=People's Republic of China ということ中華人民共和国の正式名称の略称です。
まだ見たことありませんが気をつけなくては。
中国では土地を所有することが出来ない
中国でを確保するには、国家ないしは集団から用地の払い下げを有償で受けます。
その土地は永久的な「所有権」ではなく「期限付きの土地使用権」となります。
その使用権期間は
住宅用地 70年
工業用地 50年
海外の不動産投資は将来の保険、資産の確定そして逃避先
一月ほど前中国人の海外脱出は今まで3回あったと書かれた記事を読みました。
1回目は文化大革命(1960年後半から70年前半)の知識人
2回目は天安門事件(1989年)の知識人
3回目が今の中国バブルによる資本家の脱出
3回目が一番多いとのことです。
(※残念ながらその記事が見つかりません。)
すごく単純な疑問
中国で、自分の物にならない土地がなぜバブルを産むのか。
理解に苦しみます。
誰か教えてください。
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