2010年4月1日木曜日

日本の景気(経済は上向きになるのか)

※2011.03.26加筆修正しました。



まず上のグラフを見てください。国別中位年齢のグラフです。

中位年齢とはその国のちょうど真ん中にあたる年齢です。
日本はドイツとともに1990年から世界で最も高い国になりました。

2010年世界平均中位年齢29.2歳 日本45.1歳
日本は世界平均より一回り以上高年齢な国なのです。

2050年日本は世界で一番の高齢化社会(57歳)になる。
詳しくはこの表をご覧ください。


2つの年齢構造(働く人、働かない人)
人は生き物として、働く人、働かない人の2つに分類されます。
では働く人が働かない人を何人経済的な面倒を見なくてはいけないのか見てみます。
(15歳未満、65歳以上を働かない人と定義)

2人が働いて1人面倒をみると縦軸の値が2となります。

高度成長、バブルは2以上が絶対条件
日本は1965年から2000年までが2以上でした。
その後はどんどん下がり2050年には1.04です。1人が1人を背負っている状態です。
(15歳未満は9%、65歳以上は40%)

2050年日本は世界で最も働く人の少ない国になる


このことは避けられません。
その上3.11大震災及びその二次災害でより深刻な状況に陥っています。
ただし、なにも悲観ばかりすることはありません。

最初に高齢化社会を経験することは、
世界に向けてシルバービジネスモデルを一番初めに構築できること

もう一つは、今直面しているエネルギー問題。
お金を払って手に入れるエコは廃れ、節電、節約、消費の質の向上へ移行します。
先進国で最も早く切実なエネルギー問題に直面しています。
そして生活(消費)の質が変わります。
これもチャンスです。

いつかは3.11の震災があったから今があるんだと言えるようになります。



2011.03.26修正加筆しました。





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