2010年4月27日火曜日

予防歯科市場(3-2)一生に抱える歯のトラブル数は今も昔も変わらない。

年代別の虫歯+治療した歯+抜けた歯の数です。



このグラフを見ると、今も昔も同じ数の歯のトラブルを抱え込むことがわかります。
1987年も2005年も50歳までに歯のトラブルする本数は同じ、
その後85歳まで生きるとまた同じになるという調査結果です。

多分昔と比べ歯が抜けていなくて虫歯になっているため同じ数のトラブル数となっているようです。

けど、何か根本的に納得できないデーターです。

進行速度が変わって、トラブルの大きさは変わっても結局は同じ数の歯がトラブルるわけです。
今の日本の歯医者さんに頼っていては18年前と同じ、32本のうち27本はトラブルを抱え込んでしまうということです。

医療にはリスク回避させることも大切なミッションだと思います。

その考えから生まれたのがメタボリックです。
メタボリックというワードは予防医療市場を構築拡大してくれました。
歯科医療にはそれがないのです。
いや予防歯科がそれにあたるようですが、
予防歯科という概念は業界の人だけが使っている言葉です。
一般用語ではありません。
これを何にするのか
デンタルエステ
定期健診
歯の定期クリーニング
・・・・・・・


歯科医師が日本国民はデンタルIQが低い。
このような表現をしている文献を読んだことがあります。

明日は市場規模の推移から歯科医療を見てみます。



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