2010年5月9日日曜日

日本歯科医師会ホームページ(HP)ガイドライン

日本歯科医師会が日本歯科新聞(4月20日発行)にHPガイドラインを発表していました。
ご存知の方も多いと思いますが、歯科医療機関のHPの情報は、医療法の広告規制対象外です。
そのためモラルが崩れており、
HPには法的には何ら拘束力がないため患者サービスに名の下に
ネットで無数の名医が誕生している。
このガイドラインにより歯科医療が少しでも健全で信頼されるものとなり、国民と歯科医療界に有益なものとなることを願望する。
ということです。
「ネットで無数の名医が誕生してる」というコピーいいでうね。
「少しでも健全で信頼される歯科医療を目指す」は医療関係者以外からみると変に納得してしまいます。

要点をまとめると

■規制しているのは
(法的にはなんら拘束力がありませんが。)

・不特定多数へ配信するメルマガ
・商用サイト(医療機関検索サイト含む)バナー広告
・リスティング広告

赤い枠に掲載されているのがリスティング広告です。
Yahoo(Adowors)とGoogle(overture)がほぼシェアを
独占しています。

■推奨しているのは

・ガイドラインに則ったHPだと示すため日本歯科医師会、都道府県歯科医師会のHPとのリンク
(日本歯科医師会が則ったHPかどうかチェックするかは不明です。)
・障害者等に対する構造上の配慮
・歯科ユニットの配置状況
患者満足度調査の実施と調査結果の提供(公開?)
のようなことも書かれています。

■掲載不適格内容なのは
・著名人も治療を受けています。(優良誤認のおそれ)
・日本有数の実績を有する・・・(比較広告)
・最高の医療を広く国民に提供・・・(比較広告)
・○○円キャンペーン実施中(品位を損ねるため)
・外部スポンサーの広告

詳しくはこちらでご覧ください。⇒
で終わろうと思っていたのですが残念ながら本歯科医師会「HPガイドライン」はネット上で見つけれませんでした。







    
   

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