2010年12月13日月曜日

水資源が狙われている。

水源地が狙われている。
水源地を外資や購入意図不明の業者が次々と押さえているとメディアが警告を発しています。

林野庁「全くそのような事実はなく、危惧することではない。」
しかし、それに対する林野庁の調査報告ではまったくそうのような事実はないとのことです。
以下にプレジデントロイターの記事を抜粋します。

「大手メディアで騒がれたので全国都道府県を調査したのですが、報じられているような“水狙い”の事実はどこからも出てきませんでした。大手メディアではそのように報じられていましたが、どうも理解できません(笑)。立木を木材とするにはコストがかかりますから、木材が目的であれば流通市場で安く買えばよいわけです。投資目的であれば、むしろ銀座の一等地のほうがいいでしょう? もし大量の水を中国に運ぶとしたら、莫大なコストがかかります。そもそも、山林を買ったからといって、どうして水が入手できるのか・・・・・」

2025年には30億人が水不足になる。
国連開発計画「人間開発報告書2006」によると、現在約7億人が水不足で不自由を強いられており,
2025年には、その人数は約30億人に達すると推測.


水は儲かる。ブルーダイヤ
将来の水不足から国家レベルの買占めに加え、
投資ファンドも水関連事業の成長性に注目し、投資信託に組み込むファンドも登場。

日本の森林の現状
・100ha(10,000㎡)の植林から得られる年収は約40万円
・100㎡森林価格 約5,300円(北海道、沖縄除く)
・木材価格の暴落
・林業従事者の高齢化、人不足⇒森林の荒廃

世界から見た日本の森林
下のグラフは各国の国土にしめる森林の割合です。
日本はブラジルより森林がしめる割合が高いことに驚かされます。

しかし、一人当たりの森林面積は
ブラジル 34.000㎡
日本    2.000㎡
中国    1.000㎡

年間降水量で比べると
日本      973mm
中国      660mm 
世界平均 1,718mm

一人当たりの水資源量
日本       3.337㎥
中国       2.201㎥
世界平均  7.044㎥

こうやって観ていくと決して日本は水資源が豊富なわけではないようです。
今残されている森林をもっと大切にしないと・・・・・
海外資本や意図不明業者の買しめには政府による断固とした対応が必要だと思いますが、今のところ国にはその考えはないようです。
では今自分ができることは、
問題を提示すること。
できるだけ車を使わないこと。
ごみを減らすこと。
朝顔洗うときこまめに水を止めること。
自然の大切さを子供に教えること。
些細なことばかりですががんばります。


0 件のコメント:

コメントを投稿