5月末から稼動する仏アレバの処理費用トン当り2億円(総額10兆円以上)
大幅なコスト削減が可能に
金沢大学の太田富久教授と浄化剤メーカーのクマケン工業(秋田県横手市)と共同開発。
仏アレバの20倍の処理能力技術を開発【50t/h⇒1000t/h】
吸着剤のゼオライトや金属の凝集作用をもつ化学物質を数種類組み合わせ、
海水中の放射性物質を効率よく取り込んで沈殿。
放射性でないヨウ素やセシウム、ストロンチウムを1~10PPM(PPMは100万分の1)の濃度に
溶かした水で実験したところ、ほぼ100%除去。
放射性物質の場合でも処理機能に違いはないとしている。
太田教授らはすでに大規模な処理システムを設計済みで、政府や東電に設置を提案。
出展:2011/5/2 日本経済新聞
2億円/tで6万トンの汚染水処理、誰がコスト管理をしているのか(自民党村上誠一郎)
2011/4/27 衆議院インターネット審議中継より
2011/5/28加筆:汚染処理費用21万円/t
東京電力は27日、汚染水処理費用1トン21万円、25万トンで約531億円かかると発表。
ステップ2に要する費用約4300億円の10%以上を占める。
6月中旬の試運転開始予定
出展:2011/5/27読売新聞
私見
とにかく藁にもすがる思いでアルバに処理を依頼したことはしょうがない。
しかし、日本は3.11以降裕福な国でなくなってしまった。
震災初期段階で誰がなにを言った、それで放水が止まったとかはもういい。
落ち着いてからゆっくりやればいい。
それより好転する可能性があるものに国が全面的にバックアップして
少しでも早く技術を確立し設備を導入することを望む。
⇒ゼオライトに関する掲載
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