マーケターの独り言: 4月 2011

2011年4月30日土曜日

原発の安全性、国電力会社にだまされていた証拠

九州電力玄海3号機にプルサーマル計画導入が安全だと納得させるために地元住民を集めて行われたパネルディスカションの動画を紹介します。
下に掲載した動画を見ると、推進派の大橋教授の話していることの間違い（ウソ）だということが3.11を経験した国民は分かります。
問題は彼を国、電力会社がスポークスマン（御用学者）として雇っていることです。

九州電力主宰、玄海3号機プルサーマル計画導入におけるパネルディスカッション（平成17年　佐賀）

東京大学　大橋弘忠教授（推進派）

国と九州電力が10年も前から安全だと何度も説明してもうカタがついてる。

プルサーマルの安全性には地震は関係しない。

軽水炉では圧力容器、格納容器が壊れる水蒸気爆発おきない。

プルトニウムは安全だ飲んでも大丈夫。

京都大学　小出裕章助教授（反対派）（当時助手）
原発は安全じゃない、技術には落とし穴が必ずある。

想定していることは対応出来るが想定していないものには出来ない。

これからはなるべくエネルギーを使わないような社会をつくっていかなくてはいけない。

プルサーマル導入－その狙いと危険性

いたちごっこでまた削除されました。
ＹｏｕＴｕｂｅで「小出　大橋」と検索すれば出てきます。
是非ご覧ください。

九州電力玄海3号機についてのコメント（九州電力ＨＰから引用）
平成16年5月28日佐賀県及び玄海町へ提出し、玄海原子力発電所３号機におけるプルサーマル計画の事前了解済。詳しくはＨＰ⇒

海外から信頼を失った日本

福島原発4月25日保安院、東電の会見に海外メディア出席者０

2011年4月28日木曜日

自然の力を利用した節電

地中熱ヒートポンプシステム

東京でも深さ３ｍ程度以深の地中の温度は、一年を通して地上の温度変化と関わりなく17 ℃前後と安定しています。

暖房の際の熱源、冷房の際の放熱先として利用し、冷暖房を効率的に行えるシステムで近年注目されています。

冷房39％、暖房19％の節電が可能

実際に導入したビルで年間49％節電できた事例もあります。

導入費用と補助金
北海道富良野市、40坪民家　地中熱ヒートポンプ暖房を導入実績より
イニシャルコスト：300～380万円
ランニングコスト：45.000円／シーズン（灯油の場合約13万）
もとをとるまでに23年間
ＮＥＤＯの補助を受ければ9年ぐらいでもとが取れます。
⇒富良野市の工務店のレポート

アメリカでは60万台導入
欧米では1980年代から普及し始め、米国ではすでに60万台以上が利用されています。

2011年4月26日火曜日

放射能汚染水海に投棄

フランスのsiroccoという機関（？）が好評している放射能汚染水の海への廃棄と、大気中の降下物のシュミレーションです。この機関がどのようなメンバーで構成されているのか、バックボーンもわかりませんが、私の最も知りたいことを端的に伝えてくれています。

日本政府、環境団体、メディアはわかりにくい報道をすることでかえって混乱を招いていることがわからないのか、いやわかっていても出来ない情けない原因があるのでしょうね。

海への投棄、大気中の降下物

http://sirocco.omp.obs-mip.fr/outils/Symphonie/Produits/Japan/SymphoniePreviJapan.htm

日本近海の海流

世界の海流

中国の太平洋環流に到達するまでに、早くて3年から5年、最長で10年と中国系のメディアが伝えています。

2011年4月24日日曜日

チェルノブイリ２０年後の真実（放射線によるリスク）

2006年4月16日にNHKスペシャルでチェルノブイリ原発事故から20年後の現状を伝えています。
YouTubeで見つけました。

・リクビダートルと呼ばれる事故後現場で後処理をした人たちの現状。
・チェルノブイリの近郊で事故を知らされなく過ごした市民たちの現状。
・低線量（長期）被爆によるリスク。
・「核の番人」と言われるIAEA：国際原子力機関の理解しがたい見解。　
など

3.11震災以降、日本の報道期間が、またこのように真実をつたえれるまでに何年かかるのでしょか。

NHKから削除依頼が出されると見れなくなります。
少しでも多くの方に見ていただければと思い掲載することにしました。

⇒土壌汚染による10年後、人体への影響

2011年4月23日土曜日

インプラントの値段

平均費用325,000円

最安値と最高値には4倍近い差。

費用最安値は140,000円

最高値は545,500円

出展：日本インプラントセンター「2011年インプラント費用の徹底調査」

なぜ費用に違いがでるのか。

・医院による技術料サービス料の値段設定

・素材原価

・患者の口腔内の状況

* 治療部位（上顎か下顎か、前歯か奥歯か）

* 口腔内の状況やあごの骨の状態

* 治療計画

* 骨再生の有無

* 地域性など　　　　　　　　　出展：日本インプラントセンター

インプラントバブル

インプラントの市場規模は260億円（2010年）（推定）

アストラゼネカ株式会社によると2006年から4年間で70％以上の伸びを予測。

2011年4月20日水曜日

海への投棄

http://asaratov.livejournal.com/1156288.html

2011年4月13日水曜日

これからの原発、そして直面する問題について

原発燃料にはウランとトリウムの２つあります。

70年代、トリウムの安全性は認知されていたましたが、あえて危険なウランにしました。
燃料をウランにするとプルトニウムが生成され、プルトニウムは核兵器に転用できるからウランにしたと言われています。トリウムではプルトニウムがほとんど生成されません。

広島、長崎の経験を生かせなかった日本の原子力発電
原子力発電技術を海外から導入するとき原子爆弾を持たないと宣言しているのにウランにしてしまったことが悔やまれます。⇒原子力委員会：月報第8巻第1号

冷戦後、核兵器をつくる必要がないのに、なぜこれからもウラン原発が推進されるのか、
原子力発電業界はすでにウラン燃料用のインフラを作り上げていており、これを転換するために投資するリスクを負いたくないからです。

中国がこれからの原子力発電技術で先進国になる可能性が大きい。

原発先進国は福島原発事故により推進を抑制されます。そしてエネルギー問題は国力の衰退につながります。

一方、いま後進国である中国は世界有数の国内統制力を背景に安全な原子力発電の大樹名文のもとにトリウム燃料を使った原子力発電を推進します。
中国は1月26日（現地時間）公式に、トリウムを燃料とする溶融塩原子炉(MSR)の開発計画に着手したことを発表。今後20年間に数十基の新しい原子炉を建設する計画。
出展：WIRED VISION

私見
トリウムにしろ結局はコントロール不能なエネルギーです。
ウランよりちょっと扱いやすいというだけです。
先日高2の娘に福島原発事故の説明をしていて彼女の世代、その次の世代に取り返しのつかない負の遺産を与えてしまったことを当たり前のことながら再認識し愕然としました。
世界規模でエネルギー、経済の発展について再考が必要だと思います。
今、自分に出来るのはエネルギーを無駄にしないこと、人と争わないこと。

3.11関連記事

⇒過去降下された放射性物質（セシウム）の量、3.11以降の量

⇒パチンコの消費電力

⇒パチンコの経済効果：総売上は東日本大震災被害総額より大きい

⇒パチンコ業界の政治分野アドバイザーを務める議員たち

⇒パチンコは営業中、TDLは再開のめどを立たてれない。

⇒原子力発電にかわるエネルギー（オイルシェール・メタルハイドレート）

⇒汚染された水を浄化する方法

2011年4月12日火曜日

3.11の津波で流されたものが集まるところ

1年後に浮いたものはアメリカ西海岸に集まります。

上の図はプラスチックゴミの破片が大量に集まる５つの水域を表したものです。

3.11の津波で流された大量の浮遊物もアメリカ西海岸に集まることがわかります。

1年ぐらいでアメリカ西海岸へ流れ着くようです。

出展：WIRED VISION

2011年4月9日土曜日

過去降下された放射性物質（セシウム）の量、3.11以降の量

'74－'08日本におけるセシウム137降下量

下の図は、日本各地の雨水・ちり中に含まれるCs-137が1km2あたり1ヶ月間に降下した量について、1974年度から2008年度までの変化を表しています。

1981年以降大気圏内核実験が停止されたため減少していましたが、

1986年にチェルノブイリ原発事故により一時的に増加ピークをむかえます。

そのあと、落ち着き2008年には1970年代の1/20程度のレベルまで下がりました。

出展：日本の環状放射能と放射線

3.11後のセシウム137降下量
3月18日から4月7日の21日間の総降下量です。
ひたちなか市をはじめ非常に多い降下量を計測していることが分かります。
残念ながら宮城、福島は震災によりまだ計測不能です。
出展：文部科学省上水（蛇口水）、定時降下物のモニタリング

雨により飛躍的に降下量増加、東京で500倍

下のグラフは一日ごとの降下量です。

21日にすべてのポイントで降下量が増えたのは雨のためです。

ひたちなか市では昨日とピークの差は300倍、東京で500倍あります。

私見
一番やばかったときは知らないうちに過ぎたのかな、もうないよねと思うと同時に、
今も命と引き換えに原発処理に当たっている方たちのことを思うといたたまれなくなります。
経済全般にそして水産業、農産物などに想像を超えたいろいろなトラブルに直面すると思いますが、恐怖に扇動された自爆だけは避けたいと思います。

⇒2010以前のデータ
⇒3.11以後のデータ
⇒放射線・原子力教育関係者有志による全国環境放射線モニタリング

3.11関連記事
⇒汚染された水を浄化する方法
⇒パチンコの消費電力

⇒パチンコの経済効果：総売上は東日本大震災被害総額より大きい

⇒パチンコ業界の政治分野アドバイザーを務める議員たち

⇒パチンコは営業中、TDLは再開のめどを立たてれない。

⇒原子力発電にかわるエネルギー（オイルシェール・メタルハイドレート）

出展：
⇒文部科学省：全国の放射線モニタリングデータ

⇒74‐08牛乳中のCs-137濃度

⇒74-08海水中のCs-137濃度

⇒74-08土中のCs-137濃度

2011年4月8日金曜日

汚染された水を浄化する方法

昨日読売新聞で有望な汚染水の浄化方法が見つかったとの記事を読み、根本的に水の放射能汚染のことがわかってなかったのでまとめてみました。

水を汚染する放射性物質とはおもに
ヨウ素　　　　　　：甲状腺にたまりやすく、多いと甲状腺がんのリスクを高める。
セシウム　　　　：筋肉に蓄積し、染色体や遺伝子の突然変異を起こすリスクをおう。

ストロンチウム：骨に蓄積し、骨の癌や白血病のリスクを高める。

プルトニウム　　：体内に長くとどまり、特に肺に入ると肺がんになるリスクが高まる。
出展：YOMIURI ONLINE

放射線物質の半減期

放射性セシウムを天然ゼオライトが除去　出展：読売新聞

「天然ゼオライト」10gを、放射性セシウムを溶かした海水１００mLに入れて混ぜると、５時間で約９割を吸着。　

水質改良剤、土壌改良剤、NOxを分解除去するための触媒。
水分子、ホルムアルデヒドなどの気体分子を吸着させるなど広く利用されているようです。

天然のゼオライトなど数種類の鉱物や化学物質の混合粉末
放射性ではないセシウムを使って実験。1～10ppm濃度のセシウムを溶かした水100mLに粉末1.5gを入れて10分間かきまぜると、セシウム、ヨウ素、ストロンチウムをほぼ100%沈殿させ除去可能。

太田富久金沢大教授とクマケン工業が開発

放射性ヨウ素の除去：半減期を利用
水道水をくみ置きして減らす正しい方法を東京都水道局が公開しています。
ポイントは3点
・ふたまで目一杯入れる。
・常温で3日、冷蔵庫で10日。
・1人3Lが目安。
出展：東京都水道局

放射性ヨウ素の除去：蒸留
水の沸点は100℃、ヨウ素の沸点180℃
蒸留することで分離できます。
蒸留してくれる電化製品見つけましたが3Ｌの水をつくるのに3時間半2600ｋｗh、1時間に750kw必要です。
パチンコ1台が200kwh空調他設備を含めると約400kwhですから相当な消費電力です。
溜めて待つのが一番いいと思いいます。

⇒パチンコの消費電力

⇒パチンコの経済効果：総売上は東日本大震災被害総額より大きい

⇒パチンコ業界の政治分野アドバイザーを務める議員たち

⇒パチンコは営業中、TDLは再開のめどを立たてれない。

⇒原子力発電にかわるエネルギー（オイルシェール・メタルハイドレート）